私たちの山王スターズは、スポーツの楽しみを知る(生涯スポーツ)、チームワーク(助け合い)、技術の向上(努力)、ルールを学ぶ(規律)ことなどをテーマに安全に仲良く活動しています。


 私は普通の野球少年でした。小学生から野球を始め、中学生は野球部に入り、高校生、社会人では軟式野球のクラブチームに所属して楽しんでいました。
 山王スターズは今年で24年目になります。私がこのチームでソフトボールの指導を始めて10年目になります。その間にこどもたちから学ぶことがたくさんありました。もちろんソフトボールの奥の深さにも感銘を受けました。                                                      鈴木 英明



少年少女、野球・ソフトボールの素晴らしさ
少年・少女期に大切な五感の発達 人間の一生で五感(視覚、触覚、聴覚、嗅覚、味覚)の形成に一番大切な時期が小学校入学から3,4年生であるといわれています。その時期に野球・ソフトボールに関わらずスポーツをすることがとても大切なことなのです。しかしその中でも野球・ソフトボールについてはこの五感を発達させる為の訓練が常に練習の中に取り入れられているのです。

すなわち 視覚 飛んでくるボールを正しく見る。どこに飛ぶのか、どの位のスピードなのかこれは野球・ソフトボールの基本であると共に、生活を送る上で一番大切なのが視覚です。 又、飛んできたボールに対しどの位のスピードで走れば追いつけるか?どういう向きに走れば良いのか?全てに判断力が必要とされ、その判断力の養成にも役に立っています

触覚 スポーツの中で触覚が大切なスポーツはたくさんあります。バスケットボールは掴む、投げる。バレーボールは受ける、たたく。綱引きは掴む。相撲は抱える、投げる。等々いろんなスポーツで大切にされています。 しかし野球・ソフトボールはどうでしょう。グラブで受ける、ボールを握って投げる、バットを使って打つといった具合に自分の能力の他にバットという道具を使って動作を補うこんな事もやっているんですね。空間を飛んでくるボールをバットという道具を使って打ち返す それがいかに難しい事か経験者ならずとも、誰でも分かることです。

聴覚 野球・ソフトボールに関わらず聴覚も大切な要素の一つです。なぜなら守備をする時、打者が打った時の音がとても大きな要素を締めているからです。 つまりカーンといい音がした時はとてもよい当たりで遠くまで飛びます。でも鈍い音だと当たり損ねで高いフライになったり詰まったフライになってしまいます。 それを見極めるのにも聴覚が大切なのです。

嗅覚 嗅覚は野球・ソフトボールに関わらずスポーツに余り関わりがない様に思えますが、これも試合や練習中に知らず知らずに使っているものなのです。 ちょっと強引なこじつけになるかも知れませんが、風向きを知る為に結構使っているんですね!なぜかというと何かの匂いを感じた時回りを見ると匂いの元が必ずある訳で風はそちらから吹いてくるのです。その時風向きを知ることができ球の飛ぶ方向を予測する上でとても役に立ちます。 従って嗅覚も大変大事な要素なのです。

味覚 最後に味覚ですが。これこそスポーツには関係ない要素のように思われますが、とんでもないこれが一番大事な要素なのです。 つまりこの時期に覚えた味覚は一生変わることがありません。従って体造りの為、いろんな食材をバランス良く食べさせること、これができる親を持つことはすなわちスポーツにおいて一番大切なことなのです。健康な身体には健やかな心が形成されるのですから! 間違っても、熟の行きや帰りに一人でハンバーガーだけで済ませたりすることは禁物です。

チームワークの大切さ 私は野球・ソフトボールに限らず団体で行うスポーツのチームワークこれが今の子供達にはとても大切なのです。 具体的には、今の子供達は何かというすテレビゲームやパソコンに走ってしまいます。 これはなぜかというと、ゲームやパソコンは自分が気に入らなければ電源を切ればよいからです。気に入らなければ消してしまえば良いからです。 自分勝手に物事を済ませてしまう事ができるからです。これでは社会に出た時、本人が悩んでしまうことになります。 そこでこの団体競技においてチームワークの大切さを学ぶことが大切なのです。 野球・ソフトボールは9人いないとチームはできません。その為に子供達は友達を何とかクラブに入れ様と一生懸命になります。その段階で初期のチームワークが形成されていきます。

次に練習を積んでいくとピッチャーに向いてる子、キャッチャーに向いてる子、外野をやりたい子という風に個性とやる気で守備一が次第に決まるようになってきます。その内に声を掛け合って引っ張っていく子供が出てきます。それがチームワークの第2段階です。 練習の中でうまい子はどんどん守備位置を固めていきますが、多少運動能力の劣る子は中々レギュラーを取ることは難しいと考える様になりますがそれでも目標のしっかりとしたチームは落伍者を出しません。皆でやっているから強いんだ。皆でやっているから試合に出られるんだ。 こういう感覚が出てくるとチームワークの第3段階です。こうなると子供達でどんどん練習はするしどんどん強くなっていきます。 そして一番大事なチームの中での自分の役割を自然に覚えていくのです。 それが社会に出て一番大事な今自分が何をするべきか?を知る為の訓練になると思うのです。今の社会はあまりにも自分を見失った人間が多すぎるように思えます。そんな社会を作らない為にもここでは野球・ソフトボールを薦めます。

保護者の方へ 私は自分の子供達の時はまだそんなに感じなかったことがありますそして今では後悔すらしていることがあります。 それはもっと自分の子供達の成長を一緒になって見てやることができなかったと思っています。 1年生で野球部に入ってきた子供がいると思って下さい。 ボールなんかろくに投げられません。そんな子が2年生3年生になるに連れボールを投げられるようになる。 3mが5m、10mと伸び、ノックも受けられる様になる。そして4年生頃になるとかなり速い球を投げられる様になる。 そして更に5年生にもなるとこちらの手が痛くなるほどの球を投げられるようになる。 6年生では対等以上の球を投げてくる。そんな成長を見ているともっと早く気づいて自分の子供達と一緒に野球をやっていればと後悔をしてしまいます。 そんな後悔をしない様に、保護者の皆さん自分の子供にもっともっと手を掛けてやって下さい。 どうせ中学になったら自分の世界を持って親から離れていくのですから。小学校の内だけですよ!

・ソフトボールは何が楽しいか?またどこが面白いか?

 攻守交代によるメリハリ 野球・ソフトボールは攻守がはっきりしている事が第一番です。攻める時は精一杯攻める事に専念し、守る時には一生懸命守る事に専念する。そして攻守を交代する時に多少の休憩が取れる。これにより試合のメリハリが出てきて、応援する側もチームによって別れ、応援にもメリハリが出てくる。 走る、打つ、守るそして投げるの見所がいっぱい 野球・ソフトボールは他の競技にない4つの要素があり、全てに持ち味がある。そして各々に見所がある。 走・・・これにもボールを追いかける守備側の走法と攻撃側の走塁と2種類あり、守備側のはボールを追いかけて追いつくかどうかハラハラどきどきの緊張感がとても素晴らしい。また攻撃側の走塁も一塁を回り二塁にそして三塁へ外野からの返球間一髪セーフ、この醍醐味いいなー。

打・・・他の競技にも手なり道具でもって“打つ”と言う行為はあるが、例えばバレーボール、これは打ちやすくトスをする。ゴルフは止まっているボールを打つ、ポロこれは馬に乗って走りながら打つだから大変難しいと思うが基本的には転がっているボールを打つ。 しかし野球・ソフトボールについては相手が思いっきり投げてくる(又は変化球)を打つ、つまりピッチャーとバッターの真剣勝負がそこにはある訳です。それだけに見るものの気持ちを興奮させるものです。

守・・・打球を追って走る、グラブで獲る。あんなに速い球を!そして投げる。一塁でランナーをアウトにする、この時の興奮。これほどスピーディーな動きを要求され、広い範囲を守る競技は他にないと思います。

投・・・ボールを投げる如何に速く投げるか競う。どこまで速く投げられるのか?スピードガンで計るスピードに皆が一喜一憂する。また引力に逆らって上に上がるボールを投げる(ソフトボールのライズボール)逆に引力によって落ちるボール、横に逃げるボール。いろいろなボールの種類が楽しめる。投げる事も素晴らしい。

野球・ソフトボールは考えるスポーツ スポーツの中でプレー中にこれほど頭を使い考えて行うスポーツは他にないと思う訳です。(他のスポーツも考えない訳ではありませんがこれほど状況判断がめまぐるしく変わってくるスポーツはないのです) なぜなら守備側ならアウトカウントがいくつか?、ランナーがいるか?いないか?、これによって自分のところに打球がきたらどこへ投げるかが全て違ってくるわけです。 またその打球がゴロで来るか、ライナーなのか、フライなのかでまた違ってくる訳です。 ランナーにしても同じことです。自分の前にゴロが飛んだらどうするか?それもアウトカウントがいくつか前後にランナーがいるかなどで走り方が違ってきます。 この様に野球・ソフトボールは置かれた状況によって次の行動が全く違ってくる「考える」スポーツといえます。

数字の楽しみ方 野球・ソフトボールでは常に数字が飛び交います。 具体的にはヒットを1本打つと打率は10割、でも次に打てないと打率は5割、また次も打てないと打率は3割3分3厘。になってしまう。 でも次に打ったら打率はどうなるか?こんな事をいつも考える。それだけでとても良い頭の体操となる。 ホームランは何本打った、打点は何点稼いだ、勝利打点はいくつ。個人だけではなくチーム最多安打はいくつ最多得点は何点? 投げても同じ、完投して2点取られたら防御率は 2.00、でも次の試合に5回までしか投げられなくて3点取られたら防御率はどうなるのか? 奪った三振の数は増えても減らない、でも防御率は毎試合変わっていく。 1人で9回投げきったら完投、その上0点に抑えたら完封、しかもヒットを打たれなかったらノーヒットノーラン、おまけに誰も塁に出さなかったら完全試合。 守備も同じエラーをしたら守備率はどうなる。連続無失策記録はいくつ。1試合のエラー記録はいくつ?いろんなことが不思議な数字につながる。 野球・ソフトボールにはこんなに数字が出てくる。どんな試合にもすべて出てくる。

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